毎年8月8日 盂蘭盆施餓鬼会(うらぼんせがきえ)
「施餓鬼会(せがきえ)」とは「餓鬼」に「施す」と書きますが、「餓鬼」限定されるものではありません。別名「施食会(せじきえ)」とも言いうように「餓鬼」を代表とする、救われず苦しんでいるもの一切のもの(四聖六道法界万霊)に施し供養をする法要です。
そしてこの施餓鬼供養の功徳を、各家の先祖代々・初盆霊位・水子霊位・災害犠牲者霊位・戦争戦没英霊・無縁霊位等に回し巡らします。
お盆と施餓鬼
お盆というのは「先祖の供養」です。父の日、母の日のように「先祖の日」という認識してもよいのではないかと思います。
ここで問題になってくるのが「自分の先祖だけ供養すればいいのか?」ということです。この「自分の先祖だけ供養すればよい」という思いは一種の貪りの心です。
だからこそお盆の時期に、先祖の供養もするけど、そのほかの救われず苦しんでる一切のもの供養する「施餓鬼」がとても大事になります。
「お盆(先祖の供養)」と「施餓鬼(一切の供養)」はセットで行われる由縁ですね。
ちなみに「施餓鬼」自体は、お盆の時期にかかららず、いつ行ってもよいものでした。
各家の法事の後に施餓鬼を行うというこも昔はありました。
大慶寺でお盆の時期に行うので「盂蘭盆施餓鬼(うらぼんせがき)」と呼んだりします。
【施餓鬼塔婆】
施餓鬼法要中、塔婆を建てて有縁の方へ回向致します。
《申し込み例》
○○家先祖代々 / ○○信士・○○信女
○○家水子 / 愛犬等時間
《塔婆代》
施餓鬼塔婆代 1本 2千円(3尺塔婆)
初盆塔婆代 1本 3千円(4尺塔婆)
《申込方法》
①別紙申込用紙を持参
②電話・FAX・メール
③LINE
《納入方法》
①お寺に持参
②郵便振替
※施餓鬼塔婆申し込みは8月7日までにお願い致します。なるべく7月中にお申し込みいただければ幸いです。
【施餓鬼会の流れ】
《①塔婆の申し込み》
6/20-8/7
《②回向料の受付》
8/1-8/10
・「施餓鬼回向料(せがきえこうりょう)」と表書きして納める。
・「供物」を受け取る
※施餓鬼回向料はお気持ちで結構です。
(3千円~1万円の方が多いです)
※施餓鬼塔婆代は別になります。
※当日ご都合の付かないお宅は、事前に「施餓鬼回向料」をお納めください。
《③施餓鬼会に参列》
8/8 14:00
・法要に参列・お焼香
※服装は平服で結構です。マスクの着用をお願いします。
《④塔婆の配布》
8/8 15:30-
・施餓鬼法要終了後、塔婆を受け取る
7月盆のお宅…施餓鬼塔婆をお墓に納める。
8月盆のお宅…施餓鬼塔婆をご自宅の盆棚へ建て、お盆終了後、お墓に建てる。
※当日塔婆を受け取りに来れない方は後日塔婆をお受け取りに来てください。
※遠方のお宅はお寺でお墓に建てておきます。
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